VICTORIA CONCORDIA CRESCIT ~Arsenal blog ~

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旅の備忘録

僕は旅行が嫌いだ。

正確に言えば海外旅行、もっと正確に言えばパスポートが嫌いなのだ。
どこに行くにも持ち歩かなきゃいけないくせに、失くすと手間がかかるのが許せない。

ついでに言えば、旅行と称して「行った」という既成事実を作りたがる人も嫌いだ。
なんなのだ、その自慢げな態度は。時間と金があれば誰でも行けるだろ、と言いたくなる。


そんな旅行に対して後ろ向きな僕が、どういうわけか今回はバンコク→ペナン(バタワース)→クアラルンプール→シンガポール→ロンドンを約二週間でまわるという、強行日程に挑戦してみた。
その陰には、大学の友人Kへの信頼と、若干のミーハー魂の影響もある。

この記事はその備忘録として、有体に僕たちの様子を書き綴ろうと思う。


時は2011年12月8日。前日、というか当日早朝にネット予約で購入したチケットを携え、成田からまず向かったのはタイのバンコク。当面の目標は、KTMという鉄道の切符を買うことだった。

今回の大まかな予定は、マレー鉄道に乗ってシンガポールまで行き、シンガポールから飛行機でロンドンへ、ということだけで、あとは状況に応じてということになった。

というのも、日本からでは列車のチケットが買えず(買えるけど高いらしい)、現地での調達になるため、席の有無によって予定が変わる可能性があったためである。

初日はスワンナプーム空港から電車やタクシーを乗り継いでカオサン通りまで行き、日本で予約した安宿にチェックイン。鉄道の切符が買える駅を特定し、二日目に買いに行くことにした。

この二日目に、僕たちはアウェーの洗礼を受けることになる。


チケット販売口のあるファランポーン駅に向かう前に、まず王宮を見に行くことにした僕たちは、全ての荷物を持ったまま、カオサンから王宮の目の前まで歩いていた。


すると、やたらと声を掛けてくるおっさん登場。さすがにこれは胡散臭い。40バーツで観光地を回ったあと、タイファクトリーに向かうとか言い出す始末。
40バーツで観光地を回ってもらい、適当なところで切り上げようと考えた我々は、騙されたふりしてトゥクトゥクに乗り込む。一つ目の観光地的なところに着くと、「終わった頃に戻ってくるから」といっておっさんは消えていった。一通り見終えて戻ってくると、トゥクトゥクはおらず。なんだこれ。詐欺にすらなっていない。


さらに、ファランポーン駅を目指して歩き出した我々に、通りすがりの男性が話しかけてきて、「マレー鉄道行きのチケットはTATで買えるよ。駅の中には外人は入れないんだ。」と言い出した。

親切なおっさんありがとう。とか思ってまんまとTATで買ったのが我々である。
いや、こう説明するといかにも怪しいのだが、アジアを知らない我々にはとても自然におっさんが絡んできたため、全く疑わなかったのだ。


よく考えたら、いやよく考えなくても外人は入れないとかいうルールおかしいんだけど、なにせTATは政府公認らしい。とりあえずチケットを買うと、返金できません的なことが書いてある。それにすこし不安を覚えつつも、結局チケットは買えたので、そのことに安堵した。8日にバンコクに入ったが、席の空きが13日からしかなく、結局5日間もバンコクで過ごすことになった。つまり他の都市は過ごしても2日間くらいである。

しかし当初の目的はあくまでマレー鉄道で縦断すること。しかもクアラルンプールもシンガポールも、それほど観るところはないとみて、13日で決定した。


この日の目標は達したため、その辺をぶらぶら歩いてみることにした。
ファランポーン駅に着くと、駅のインフォメーションの人が話しかけてきた。
我々は特に目的もなかったので断ると、また女の人が話しかけてきた。
その人はお母さんとチェンマイから旅行に来ていると言い、教師をしているとのことだ。
お母さんは大学教授らしい。
通常、胡散臭いやつらはとてもラフで貧乏くさい格好をしているのだが、その人たちはいかにも、旅行客そのものだった。
何がふしぎって、ここまでなんの疑問も抱かなかったことである。

この文章を読むと、いかにもな感じなのだが、彼女らはなにも一方的に会話を進めてくるわけではなく、
時折聞き役に徹することで相手を信用させるのだ。

僕らがワット・ポーに行こうと思っている旨を伝えると、
「では、タクシーに分乗しよう」と言われたので、若干怪しかったが、目的地で別行動をとればいいと考え、
分乗することに。

思えばここで拒否すべきだった。


タクシーは80バーツをかけチャオプラヤー川を挟んで反対側にある波止場へとやってきた。

タクシー代は私が払うからと、最年長のおばさんが言い、娘の方が我々を船に導く。

友人が「船はいくら?」と聞くと、「もう払ったから」と言う。


チャオプラヤー川を細長いボートで南北に上下し、川沿いからバンコクの街並みを眺めた。
船に乗った直後、おばさん二人はこういった。
「宗教の決まりで、写真には写れないの。」

僕はこの時、そんな決まりのある宗教があるのか?と考えたが、しかし、宗教上の決まりについては、どんなものがあるかはだいたいわかるのだが、どんなものがないかというのは、様々な宗派に分かれている分、確信が持てないものである。

自分が知らないからないのだ、とは言いづらいのだ。


そして、1時間ほどの船旅のあと、ワット・ポー近くの波止場まで来たとき、衝撃的な一言が飛んでくる。



「これはプライベートボートなので、料金は一人4500バーツだから。よろしく。」


まんまとやられた。ちなみに船での移動の相場は15~30バーツである。
おまけにボートは岸には近付けず、僕らが降りられないようにしてある。

友人が抗議したおかげで、結局一人分の額くらいで済んだのだが、それでも法外だ。
ボート乗り場の人間も、ボートの運転手もおばさんも、みんなグルなのだろうか?

いずれにしても、二日目にして僕らは、バンコクの洗礼を受けることになった。

ちなみに、その後カオサン近くの古本屋で地球の歩き方を買ったのだが、高城剛氏の影響で、僕らは日本にいるときからやたらと地球の歩き方を馬鹿にしていた。

しかし、どうにも地理が把握できないという理由で、今回購入に踏み切った。


そして、バンコクの犯罪事情についての項目に、こう書いてあった。
「犯罪者は大抵、日本語をある程度知っており、身綺麗な格好をしている。そして、職業を聞くと、教師や大学教授だと言って、信用させてくるのである。もしわからなくなったら、カメラを向けてみるといいだろう。犯罪者は、やたらと写真に写ることを嫌がるのだ。」
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  1. 2012/01/15(日) 12:15:28|
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