VICTORIA CONCORDIA CRESCIT ~Arsenal blog ~

アーセナルを中心に、サッカーネタを展開します。

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恥ずべき敗戦

カナリーズにシャットアウト負け。
信じられません。

今季いまだ勝利のない相手に、このやられっぷり。
アーセナルは決定的なチャンスをほとんど作ることができず、ヒュートンの術中にはまってしまいました。

堅くバイタルを封じられると途端に元気のなくなるアーセナルの攻撃。引いて守る相手を崩せないのは、ポゼッション主体のチームとしては致命的な欠陥です。

しかし、攻撃よりもまずは守備。
失点シーンは不揃いなラインとバイタルでのプレスの甘さ、キーパーの未熟さが併発した結果だと言えるでしょうか。
正直マンノーネ、全然だめです。
一試合二試合いいプレーをしただけでは、一流と認めるわけにはいきません。彼に関しては、そこのところがやや過大評価されているきらいがあると思います。
デビューシーズンのフラム戦で印象的な活躍を見せたのは記憶に新しいですが、それ以降はミスを連発していましたし、昨日も危険なプレーが多すぎました。失点シーンに関しては、相手のエースがいる方にボールをはじくなんてもっての外ですからね。

それから、アンドレ・サントスはSBとしては安心して使えるレベルにはないように思います。
とにかく一発で飛び込むのをやめてくれ。いくつか成功したこともありますが、そういう「いちかばちか」みたいな要素は極力DF時には避けるべきです。特にサイドでそれをやられて取れなかったとき、人がいない分一気にラインを下げざるを得ないので効率も落ちますからね。

中盤三枚は、ラムジーの役割が相変わらず不明瞭ですよね。そもそも彼には何を期待していいのか、何ができる選手なのか、イマイチ僕にはわかりません。
長所がないというかね。それゆえ彼にボールが入ってもあまり期待感が持てないんですよね。推進力もそれほどないし、かといってパスが正確なわけでも、創造性が豊かなわけでもない。おまけにディフェンスも軽いですから、ちょっとあの枚数の中盤で目立つには、役不足な気がしますね。

前線の三枚は相変わらず、なんか得点してくれるだろうという迫力に乏しい。
唯一ポルディだけはゴールへの意識が見えましたが、彼も消え体質なのであまり印象を残せませんでした。
ジルーに関してはちょっと放置した方が…。いまだ戦術を理解していないように思えますし、プレーも独りよがりというか、勘で出しているような時があるので、まだ成熟してない感満載なので。

いまのアーセナル、圧倒的なドリブラーみたいな選手がかけてるんですよね。
で、往々にしてこういった引いて守る相手を崩すのに必要なのは、一人で数的優位を作り出せる選手だと思うんですよね。バルセロナが引いた相手にも勝利できるのは、リオネル・メッシという世界一のドリブラーがいるからで、彼が侵入して来れば枚数をかけざるを得ないし、かけなければ彼にやられる、かけたらスペースができるというので、攻撃に選択肢が生まれるわけなんですよね。
でも昨日のアーセナルなんか見てると、どのみちパスでしか崩せないから、コースとスペースを潰しておきゃなんとかなる、っていう攻撃になってしまっているんですよね。

攻撃のオプションの少なさは、守りやすさを助長しますから、そういった意味で、アーセナルには戦うための武器が少なすぎるわけです。

唯一の朗報はウィルシャーがベンチ入りしたことくらいか。
次節にはサニャも戻ってくるかもしれません。
ジェンキンソンは不安な面もありますが、年齢のわりにはかなり頑張っていたように思います。そもそも守備はサントスより全然うまいし、クロスには可能性も感じられますからね。
ただし、最終ラインとの連携がまだいまいち。これはしょうがないんですが、メルティと並んでるとみていてひやひやします。

なので次節はサニャとコシェルニーがいいかな。

カソルラ、アルテタに関してはここのところ文句なし。特にアルテタに関しては、MR.縁の下の力持ちと言いますか、それこそ獅子奮迅の活躍ですね。


というわけで、こんな負け方、なんにも改善してない。
課題はいつも同じ。格下に負ける、簡単に失点する、追いつけない。

問題はいくつもありますが、これでホーム戦のチケットがプレミア1高いとか、詐欺なんじゃないのかね?
サポーターの納得は到底得られそうにないんですけど…。

ベンゲルが就任してからほぼ半分が無冠のシーズンになってしまってる現状、ムッシュはどうお考えなんでしょうか。
この試合がダメとかそんな短絡的な話でなく、コンスタントに勝利できなければ、タイトルなんて取れなくて当たり前なんですよね。
事実、ライバルたちは積極的な補強で「勝つ意思」をチーム全体やサポーターに示しているわけですよね。
そこらへんの意思表示が、アーセナルには足らないと思います。
ガス抜きが何もないままはや7年。ここいらで1つでも、サポーターを納得させる結果をだしてほしいです。

この調子じゃ、例年通りかもしれないけど。
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  1. 2012/10/21(日) 15:11:55|
  2. アーセナル
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【フランス戦振り返り】 勝っただけの試合

敵地でフランスを下した日本。日本中が大喜びといった感じですが、冷静に。

まず、正直僕はショッキングでした。あれほどまでに日本のポゼッションが通用しないとは…。
もちろんスタット・ドゥ・フランスのピッチがかなりスリッピーだったのもありますが、フィジカルであれほどまでにポゼッションを抹殺されるとは思いもよりませんでした。
おそらくフランスは、立ち上がり10~20分は激しくプレスをかけ、日本に精神的なプレッシャーをかけようとしていたと思われます。
強烈なプレスに日本はタジタジ。フランスの思惑通り、日本の選手たちは足元へのパスが極端に減り、簡単に言えばかなりビビったようなプレーに終始してしまいました。

また、さらなる誤算はハーフナーに全くと言っていいほどボールが収まらなかったこと。
彼は長所を全く出すことができず、日本はラインを上げる時間を稼げなくなってしまいました。そうなると、前線にボールが行っても選手たちが上がる時間が稼げないわけですから、必然的に攻撃の枚数が足らず、フィジカルで潰されてボールロスト。中途半端なディフェンスラインのままハーフカウンターを食らうという感じで、前半のほとんどをフランスに支配されてしまいました。
本田がいるとその部分はわりと解消される部分はあるかと思われますが、とにかく体を張ってボールを前線に留めるというのが大前提のこの布陣で、あのボールロストの多さでは決定的な形は作れないかなという感じでした。

それから気になったのは、長谷部のコンディションです。
試合勘とか言われてますが、正直今の彼は代表レベルではない気がします。キャプテンだからとはいえ、クラブでベンチにも入っていない選手が代表で定位置を確保している現状には首をかしげざるをえませんね。
この試合では、パスミスが多すぎて攻撃の組み立てにも支障をきたしていましたし、判断の遅さも若干気になりました。

それにしても、あそこまで押し込まれるか…。もっとやれると思ったんだけどなぁ。
フィジカルの差もありましたが、あれほどまでに歯が立たないというか、主にディフェンス面で走らされるとは思っていませんでした。
それは攻撃が全く機能しなかったことに起因しますが、いくらなんでも個人技で翻弄されすぎではないかと。。
あの感じではブラジル戦、相当きついのではないでしょうか。アジア勢にめっぽう強いブラジルですからね、そこらへんは個人技対策を徹底的にやっていく必要があるんじゃないでしょうか。

リベリに対して二枚で行って、ある程度自由を奪うことに成功していたので、この守り方はかなり有効。ですが、ブラジルにはネイマールもハルクもオスカルもといった感じで、個人技のうまい選手がたくさんいますからね。

この試合でポジティブだったのは、守備的な選手を入れて守り切ったのではなく、攻撃的な選手を前線に配置して零封したことです。
これまでの日本代表、とりわけ2010年のワールドカップでは、守備専門の選手を布陣に組み込んで、相当守備偏重型の布陣でぎりぎり守りきるというのが普通でした。
しかし、今回の布陣は攻撃と守備ではバランスがとれていた、むしろ選手たちを見ると攻撃の得意な選手がほとんどでしたよね。
かなり危ない場面は作られたものの、それでも守り切れたところに日本の成長があるのではないかと思います。
というのも、守備専門の選手を配置して守るのと、攻撃的な選手に守備のタスクをも担わせて守るのとでは、戦術的な面でまったく意味が変わってくるからです。

今までの守備専門選手を置く布陣は、あくまで失点しないことに重きを置いています。いわゆる堅守速攻型のチームですが、これでは守備に大半の時間を割かれ、試合の主導権は最初から相手が握っていることになります。
強豪相手にこれをやるのは、戦術として間違ってはいないかもしれません。しかし、この守り方は分業的であり、チームとしての完成度を考えると、かなり付け焼刃のような戦術になります。
とりわけフィジカルで押されやすい日本代表にとって、深い位置で守り続けるのは自殺行為です。

そうではなくて、ボールを扱う位置を高く設定し、奪われても自陣ゴールまでの距離を長くすること。それによって、相手に決定機を作られる前にボールを奪う、失点を予防する守備が重要で、現在の日本が目指しているのはその形です。
明確なゴールゲッターがいなかったり、決定力のあるストライカーがいなかったりする場合、より多くのチャンスを作り出すことが得点に近づく一番の近道です。

堅守速攻の大前提にあるのは、強固な守備だけでなく、1つのチャンスを確実にものにする決定力ですから、これまでの日本では守れても得点できない、いつまでたっても勝てないサッカーをしがちだったのです。
現在のサッカーは、得点を奪うために多くのチャンスを作ることに重きが置かれています。その際に今度は、いかに守るかが課題になってくるわけですが、今回の試合では、それが100%ではないにせようまく機能していたといった感じです。
守備専門の選手を置く守り方と違い、攻撃的な選手に守備のタスクも負わせる守備は、選手個々の守備力だけでなく、ポジショニングで守る、実に戦術的な守り方です。
つまり、相手のボールホルダーが味方にパスしづらい状況を作るということで、これがうまくいくと、守備専門の選手がいなくても、ある程度守れるようになります。
フランス戦で失点しなかったのは運の良さもありますが、守り方の面ですこしポジティブな面が見られたのはよかったですね。

ですが、重要なのは次やっても同じ結果になるかどうか、つまり再現性のある試合だったかどうかですから、それを考えるとまだまだ改善の余地は大いにあります。とりわけ攻撃方法に関して。

なんでもそうですが、1度だけ良いプレーをすることや、1度だけ成功するのは、個々のクオリティには関係ありません。要因が運かもしれないし、奇跡かもしれないからです。
一番肝心なのは、そのパフォーマンスや結果を継続することで、それができて初めて実力と言えるんじゃないかなと思います。

ですから、アウェーで自分たちの本当の実力を痛感したのは、日本代表にとってとても大きな収穫だったのではないでしょうか。
  1. 2012/10/14(日) 20:12:56|
  2. サッカー
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ハマーズに快勝も、またも失点

3-1ですが、また失点しました。
こういうと悪いところばかり見ているようで印象が悪いかもしれませんが、実際昨日の守備を見る限り、ピンチの数でいえばこの得点差は実力差とは相反する結果だと思います。

キャロルの強さに翻弄された感はありますが、それにしてもあの失点はいただけない。ラムジーが簡単に振りきられたのもありますが、メルティの対応もあれで正しかったと言えるでしょうか?
僕はマイナスを切りながら距離を一気に詰めるのが正解だと思うのですが。。
もちろん置かれた状況によって差異はでてくるかもしれませんが、あの対応では、守り切れるシーンは極端に少ない気がします。

攻撃に目を転じても、やや破壊力に乏しいというか、確実性が薄いという印象です。それはゴールゲッターが今のところはっきりしないというか、こいつなら決めてくれる!っていうイメージがどの選手にも欠けているのもあるかと。これからシーズンが進んで得点を量産する選手が出てくればそれも変わってきますが、今のところ試合ごとに波があって、計算が立たないのが確実性を薄れさせている要因ではないのかなと思います。

それでも3得点は立派。今季はアウェーでの成績が今のところ圧倒的に良いですから、それは継続していただきたいですね。


なにより喜ばしいのはジルーの活躍ですよね。1ゴール1アシスト。2点目をとる機会もありましたが、まぁそれはご愛嬌。
しかし一点目めちゃくちゃきれいでした。ポドルスキはバイエルンでの失敗を繰り返さないぞとばかりに、献身的でクリエイティブなプレー連発です。なんとも頼もしい。

ジルーは昨日、これまでで一番動けてましたよね。開幕直後は本人もコンディションに違和感を感じてましたから、ここにきてやっと上がってきたって感じなんでしょうか。


しかし、DFラインというかキーパー、恐い。
イマイチ安心して見ていられないんですよね。マンノーネもなんかパッとしないし。

それでも完全なファーストチョイスではないですから、まだ改善の可能性はありますけどね。


それから、ギブスの故障が気になります。
彼は故障するとなかなか戻ってこないですからね。

なんにせよ、チェルシー戦の敗北を引きずらなくてよかった。先制された時はどうなるかと思いましたが、理想的な展開で勝利。
次はクリーンシートでの勝利が見たいですね。
  1. 2012/10/07(日) 16:29:17|
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