VICTORIA CONCORDIA CRESCIT ~Arsenal blog ~

アーセナルを中心に、サッカーネタを展開します。

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日本代表:欧州遠征を終えて

まさかの連敗で遠征を終えたザックJ。
この遠征で得られたものはなんだったのでしょうか。

正直、チーム全体のコンディションがすごく悪い気がしちゃったんですが、それは希望的観測ですかね。
香川のプレーなんか、今までモイーズ批判してた人がモイーズに謝りたくなるくらいの出来でした。
まぁその辺は鶏と卵みたいなことですが、それにしても香川はいただけなかった。

ザッケローニは今、何を考えているでしょう。
W杯8ヶ月前は、もうチームを固定する時期なのでしょうか。

思うに、チーム内競争が全くなっていない今のチームでは、この2試合のスタメンが機能しなかったとき、打開する策がありません。
これはビジネス上の組織にもいえるかもしれませんが、常に緊張感はもたせてないと畢竟、スタメン陣はゆるくなりますよね。
特にボランチ。僕はこのポジションに十分改善の余地があると思います。

長年不動とされてきた遠藤。いい加減、このポジションを託せる後任を探さなければならないと、そんな時期に来ていると僕は思うわけです。

「彼のようにゲームを作れる選手はいない」という声はよく聞かれます。
彼はたしかに、卓越したゲームメイクのセンスがありますが、一方で守備はほぼザルです。
そしてこの2試合、明らかに彼のいい面より悪い面の方が目立ちました。

この試合だけで決めるなと声もあるかと思いますが、この程度の相手に押し込まれる今の日本です。
防戦一方になったら彼の長所はまず間違いなく活きません。
そしてべた引きになったとき、彼の守備力ではボランチとしての役割は果たせないでしょう。

彼ほどの攻撃のセンスがないよりも、彼以上に守備ができる方が、現在の日本には重要だと僕は考えます。
というのも、ボランチ二枚とCBが不安定なことは、攻撃陣の重心も後ろに下がり、ひいては攻撃陣にも悪影響を及ぼすからです。


遠藤が不動というのは、はっきり言い切れない仮説のもとに成り立っているような気がしてならないのです。

というのも、ここ最近の代表で、遠藤以外があのポジションに入っているのを僕は観たことがありません。入っていたとしても周りの選手も若干違ったり、数試合程度だったりします。
もちろん、監督にそれで質を見抜く慧眼があるといえばそれまでですが、もっと試してもいいのでは?

事実、昨日の後半途中から出た山口蛍に関しては、明らかに動き出しと守備の面で長谷部よりいい動きを見せていました。遠藤の代役と目されながら東アジアで試せなかった柴崎を試すのは、今なのではないでしょうか。

お読みいただいてお分かりかと思いますが、僕が言いたいのは「もっと試せよ!」ということで、呼んだのなら使えや、使うなら少なくとも20分はあげろや、と思うわけです。

そこらへんの思い切りがなんだか悪くて、毎回もやもやしますね。
香川に関しては、最後まで引っ張った意味が全く分からない、正直マンチェスターユナイテッドの選手であるという存在感は一切感じられませんでしたしね。
それよか清武、乾を使ってやった方がよかったのでは?

この2試合で、よかったところはありませんでしたが、収穫もほぼありませんでした。
わかったのはチームのモチベが落ちていること、それがおそらく代表戦なのにメンバー固定であることから来ているだろうことはわかりました。

ここから数試合は勝てても、苦しくなった時のスーパーサブ不在の現状では、カップ戦を勝ち抜くのは厳しいんじゃないでしょうか。
序列がはっきりしすぎて、ベンチは腐らないでしょうか。

ザック、少しわからないですね。
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  1. 2013/10/16(水) 11:24:13|
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モイーズユナイテッド、どうなの?

サー・アレックスというまさに世紀の名将がOTのベンチを退いた今季、あとを任されたデイビット・モイーズ。
相当なプレッシャーを覚悟で任に就いた前エヴァートンの指揮官は、自ら引き受けた大役に押しつぶされてしまうのでしょうか。

日曜のマンチェスター・ダービーで1-4の大敗を喫したモイーズ・ユナイテッド。
この敗戦で一気に彼の、そしてチームの行く末を案じる声が噴出しています。

まだ数試合、しかもあのファギーの後任ということを鑑みれば、少なくとも1年は我慢すべきなのかなぁなんて、それはあまりに他人事すぎる物言いですかね。

一つ思うのは、ここ数試合で感じるDF面の緩さと、攻撃パターンの不明確さです。
DF面の緩さというのは、特に中盤。サイドも含めて、簡単に突破されすぎですし、前を向かせすぎです。
それから相手との距離が遠い。DFのスタートポジションが遠いので、その分タイトなマークが難しくなっているように感じます。

攻撃に関しては、シティ戦がその最たる例でしたが、中央突破もサイド攻撃も中途半端。何より波状攻撃が全然できていません。全部単発。これでは、コンパニ擁するシティ守備陣を出し抜くのは相当難儀でしょう。

オーウェンが香川の起用を待望していましたが、僕もこんなにリズムのないサッカーをするぐらいなら、ルーニーと香川のケミストリーに懸けてみるのも一つの手のような感じがします。

そして、多くの記事で話題に上っている交代枠についてですが、これに関しては何か説明してほしいくらい謎ですよね。
なんでですか?今後の過密日程を加味して?それなら最強メンバーで臨んだはずのスタメンの選手を休ませるのが優先のはずでは?
しかも、宿敵に4失点しているチームになんの修正も加えないというのは、自ら白旗を振るようなものです。
仮にもファギーに育てられた選手たち。モイーズにはモイーズのやり方があるにせよ、前監督同様に闘志を煽るのは絶対に必要なはずです。例え監督が変わってもね。

選手たちはこの采配に少なからず疑問と肩透かしをくらったのではないでしょうか。

もちろん、この結果を受けてユナイテッドを判断する気は毛頭ありません。彼らはまだ、変わらずユナイテッドです。
ですが客観的に、非常に冷静にみても、今のユナイテッドが昨シーズンまでのチームに遠く及ばないことは明白でしょう。

今後のユナイテッド、注目です。
  1. 2013/09/24(火) 22:48:54|
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【フランス戦振り返り】 勝っただけの試合

敵地でフランスを下した日本。日本中が大喜びといった感じですが、冷静に。

まず、正直僕はショッキングでした。あれほどまでに日本のポゼッションが通用しないとは…。
もちろんスタット・ドゥ・フランスのピッチがかなりスリッピーだったのもありますが、フィジカルであれほどまでにポゼッションを抹殺されるとは思いもよりませんでした。
おそらくフランスは、立ち上がり10~20分は激しくプレスをかけ、日本に精神的なプレッシャーをかけようとしていたと思われます。
強烈なプレスに日本はタジタジ。フランスの思惑通り、日本の選手たちは足元へのパスが極端に減り、簡単に言えばかなりビビったようなプレーに終始してしまいました。

また、さらなる誤算はハーフナーに全くと言っていいほどボールが収まらなかったこと。
彼は長所を全く出すことができず、日本はラインを上げる時間を稼げなくなってしまいました。そうなると、前線にボールが行っても選手たちが上がる時間が稼げないわけですから、必然的に攻撃の枚数が足らず、フィジカルで潰されてボールロスト。中途半端なディフェンスラインのままハーフカウンターを食らうという感じで、前半のほとんどをフランスに支配されてしまいました。
本田がいるとその部分はわりと解消される部分はあるかと思われますが、とにかく体を張ってボールを前線に留めるというのが大前提のこの布陣で、あのボールロストの多さでは決定的な形は作れないかなという感じでした。

それから気になったのは、長谷部のコンディションです。
試合勘とか言われてますが、正直今の彼は代表レベルではない気がします。キャプテンだからとはいえ、クラブでベンチにも入っていない選手が代表で定位置を確保している現状には首をかしげざるをえませんね。
この試合では、パスミスが多すぎて攻撃の組み立てにも支障をきたしていましたし、判断の遅さも若干気になりました。

それにしても、あそこまで押し込まれるか…。もっとやれると思ったんだけどなぁ。
フィジカルの差もありましたが、あれほどまでに歯が立たないというか、主にディフェンス面で走らされるとは思っていませんでした。
それは攻撃が全く機能しなかったことに起因しますが、いくらなんでも個人技で翻弄されすぎではないかと。。
あの感じではブラジル戦、相当きついのではないでしょうか。アジア勢にめっぽう強いブラジルですからね、そこらへんは個人技対策を徹底的にやっていく必要があるんじゃないでしょうか。

リベリに対して二枚で行って、ある程度自由を奪うことに成功していたので、この守り方はかなり有効。ですが、ブラジルにはネイマールもハルクもオスカルもといった感じで、個人技のうまい選手がたくさんいますからね。

この試合でポジティブだったのは、守備的な選手を入れて守り切ったのではなく、攻撃的な選手を前線に配置して零封したことです。
これまでの日本代表、とりわけ2010年のワールドカップでは、守備専門の選手を布陣に組み込んで、相当守備偏重型の布陣でぎりぎり守りきるというのが普通でした。
しかし、今回の布陣は攻撃と守備ではバランスがとれていた、むしろ選手たちを見ると攻撃の得意な選手がほとんどでしたよね。
かなり危ない場面は作られたものの、それでも守り切れたところに日本の成長があるのではないかと思います。
というのも、守備専門の選手を配置して守るのと、攻撃的な選手に守備のタスクをも担わせて守るのとでは、戦術的な面でまったく意味が変わってくるからです。

今までの守備専門選手を置く布陣は、あくまで失点しないことに重きを置いています。いわゆる堅守速攻型のチームですが、これでは守備に大半の時間を割かれ、試合の主導権は最初から相手が握っていることになります。
強豪相手にこれをやるのは、戦術として間違ってはいないかもしれません。しかし、この守り方は分業的であり、チームとしての完成度を考えると、かなり付け焼刃のような戦術になります。
とりわけフィジカルで押されやすい日本代表にとって、深い位置で守り続けるのは自殺行為です。

そうではなくて、ボールを扱う位置を高く設定し、奪われても自陣ゴールまでの距離を長くすること。それによって、相手に決定機を作られる前にボールを奪う、失点を予防する守備が重要で、現在の日本が目指しているのはその形です。
明確なゴールゲッターがいなかったり、決定力のあるストライカーがいなかったりする場合、より多くのチャンスを作り出すことが得点に近づく一番の近道です。

堅守速攻の大前提にあるのは、強固な守備だけでなく、1つのチャンスを確実にものにする決定力ですから、これまでの日本では守れても得点できない、いつまでたっても勝てないサッカーをしがちだったのです。
現在のサッカーは、得点を奪うために多くのチャンスを作ることに重きが置かれています。その際に今度は、いかに守るかが課題になってくるわけですが、今回の試合では、それが100%ではないにせようまく機能していたといった感じです。
守備専門の選手を置く守り方と違い、攻撃的な選手に守備のタスクも負わせる守備は、選手個々の守備力だけでなく、ポジショニングで守る、実に戦術的な守り方です。
つまり、相手のボールホルダーが味方にパスしづらい状況を作るということで、これがうまくいくと、守備専門の選手がいなくても、ある程度守れるようになります。
フランス戦で失点しなかったのは運の良さもありますが、守り方の面ですこしポジティブな面が見られたのはよかったですね。

ですが、重要なのは次やっても同じ結果になるかどうか、つまり再現性のある試合だったかどうかですから、それを考えるとまだまだ改善の余地は大いにあります。とりわけ攻撃方法に関して。

なんでもそうですが、1度だけ良いプレーをすることや、1度だけ成功するのは、個々のクオリティには関係ありません。要因が運かもしれないし、奇跡かもしれないからです。
一番肝心なのは、そのパフォーマンスや結果を継続することで、それができて初めて実力と言えるんじゃないかなと思います。

ですから、アウェーで自分たちの本当の実力を痛感したのは、日本代表にとってとても大きな収穫だったのではないでしょうか。
  1. 2012/10/14(日) 20:12:56|
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アーセナル初勝利

いまさらながら、アーセナルがアンフィールドで今季初勝利。
しかもポルディとカソルラのゴールという最高の形で、三戦連続クリーンシートですからね。願ってもない形です。


スティーブ・ボールドがACに就任してから未だ失点なし。危ない場面は何度かありましたが、最終的にはゴールを割らせない粘り強さが今の守備陣にはありますね。


しかし、2ゴールの攻撃陣はやはりまだまだぎこちなさが残ります。
得点はやや力業っぽいところもありますし、アーセナルらしい軽快なパスワークなんてのはついぞ見られませんでした。
まぁ攻撃陣の半分が新加入選手なわけですから、それもしばらくは仕方ないのかなぁとも思いますが…。


今のアーセナルで気になるのはやはり中盤の構成です。
ディアビとアルテタとカソルラ、それぞれの役割がやや曖昧ですよね。
現在はアルテタがアンカーのような形ですが、アルテタにかかる負担が大きすぎやしないでしょうか。またディアビは守備意識がそれほど高くなく、カソルラはそれを気にしてかなり引き気味にプレーしているように感じます。
ソングの抜けた穴をアルテタが埋めつつ、去年のアルテタ自身の役割も自分で担っているわけですから、彼自身はかなり厳しいはずです。
ここでアルテタが壊れたりしたらと思うとぞっとしますね。ウィルシャーの復帰が待たれるところですが、やはり最低1人はマケレレチックな選手が必要でしょう。


もしくはラムジーあたりを中盤に加えて、カソルラをサイドに出すのも一つの手段として考えられます。
カソルラは突破力のある選手ですから、ラムジーをサイドに出すよりは現実的かなと。


この中盤問題が解決すれば、あの守備力と合わせてダークホースになれるかもしれません。


て、たかが一勝で前回の論調と全然違うじゃねーかお前って話しなんですが、この中盤問題、結構深刻な気がします。


だって開幕3試合であの進歩のなさ、ちょっとショックじゃないですか?
サイド攻撃も機能しないし、中央からも崩せない。
結局ミスのミスからのカウンターって、逆の可能性も十分あったということですからね。


この攻撃の停滞がうまくいかないと、失意のシーズンになりそうですね。


しかしまぁ、2人のゴールは久しぶりに歓喜をくれましたから、次に期待するしかないでしょう。


次はオリヴィエのゴールに期待!
  1. 2012/09/09(日) 00:33:08|
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BORINGARSENAL

アーセナル 0 ー 0 サンダーランド


やはりプレミアは難しい。
アーセナルは今年も開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

前線にはポドルスキ、中盤にはカソルラと、新加入選手が揃って名を連ねた。

故障のサニャ、コシェルニーに代わり、右SBにジェンキンソン、新キャプテン・ヴェルマーレンのパートナーはメルテザッカーが務める。

スタメン以上に気になったのは、サブスティチュートだ。ソングの名前がどこにもなかった。これが何を意味するのか、フットボールファンならピンとくるだろう。


立ち上がりから、アーセナルのパス回しはどこかぎこちなく、その位置も低かった。

中盤の三枚はアルテタ、カソルラ、ディアビ。攻撃偏重型の中盤は、守備の役割が不明確になり、結果として攻撃へのアプローチも中途半端になった。
カソルラはこの試合で最も可能性を感じさせるプレーをした1人だが、それでも追い越しや飛び込みが足りなかった。中盤が上がりきれず、そうなると攻撃は単調になる。
体のキレていたジェルビーニョを中心に強引な攻めを展開したが、サンダーランドは中央を厚く守り、クロスを徹底的に弾き返した。


アーセナルはコンビネーションのミスが多く、特にもったいない形でボールを失い、みすみすチャンスを逃すことが多かった。


いくつか相手ゴールにせまり、後半から入ったジルーが決定的な場面を迎えるも結局攻めきれず。


今季もまた、ドローで開幕戦を終えた。


何より、恐さがなさすぎる。
横パスの多さは攻撃の単調さを物語り、バイタルエリアではほとんど前を向いてボールをもつことができなかった。
もちろんコンビネーション不足もあるだろう。しかしメンバーが数人代わっただけで、これほどまでにちぐはぐになるようでは、長丁場を勝ち抜くことはできない。
開幕戦というエクスキューズはあるにせよ、アーセナルの哲学は微塵も感じられず、ワクワクするような攻撃が展開されることは、90分を通してほとんどなかった。


選手達にもやや苛立ちがみえ、思っていたほどの感触を得られていないというような表情も散見された。

この攻撃の単調さはどこからきているのだろう。

要因は2つ考えられる。
1つは両SBとウイングとの連携、特に攻撃面での連携である。
どのような形で崩していくか、上がってほしいときに上がっていないといった、意志の疎通がうまくいっていなかったことで、サイドを完全に崩しきることができなかった。
サイドをうまく崩せなかったり、サイドに相手を引っ張り出せなかったりすると中央の密度があがり、より中央突破が難しくなる。
昨シーズンはウォルコットとファン・ペルシ、サニャの3人でサイドを攻略することが多く、そこからのゴールも多かったので、中央からの攻撃も効果的だった。


今季のアーセナルは攻めどころがまだはっきりしておらず、どこも中途半端な印象が強い。

もう1つは、中盤の構成だ。
やはりアルテタ一枚に守備を任せるのは賢明ではない。
彼は低い位置でボールを捌き、隙を見て前に出て行くタイプであり、体を張って守備をする選手ではない。
ディアビもカソルラも攻撃的な選手なので、中盤の守備に不安があった。
ディアビとアルテタは必然的に重心が下がり、ダイナミックな飛び込みが全く見られず、相手の守備を混乱させることは一切できなかったのだった。



だが、これは開幕戦だ。
たしかにこの仕上がりで素晴らしいとは言えないが、悲観的になることもできない。

現実に、まだまだである。
ロビンを売却した金をどこの補強に充てるのか。
今日出場しなかったソングの大きさがもろに感じられる中盤だったが、ケガ人の復帰があれば、ある程度は改善するような気もする。


結果と内容にはフラストレーションを感じざるを得ないが、これからを楽しみにしようと、前を向くしかないだろう。


楽観的な週末は、まだまだ先のようだ。
  1. 2012/08/19(日) 01:59:03|
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オリンピックのサッカー日本代表について

本日行われたオリンピック・サッカー男子準々決勝は、日本がエジプトを下し4強入を果たしました。
内容はかなり安定していて、相手の右サイドが若干厄介でしたが、失点の気配は時間の経過とともにしなくなっていきました。
なんといっても前線からの守備がここまで効きまくってる日本。でもオーバーエイジの吉田や徳永の奮闘もかなり光っていて、特に吉田は試合ごとに存在感を増していますよね。あれほどまでにキャプテンシーのある選手だとは思いませんでした。
それから、個人的にすごく好きになったのが山口蛍。あのDF力と危険察知能力は素晴らしいですよ。今日はDFに当たったものの思い切りのいいシュートもありましたし、パスもうまいですしね。A代表でもいい動きを観せそうな印象でした。

こういう勝った試合では選手たちがそれぞれに印象的な活躍をしていますから、個々に言いだしたらキリがないんですけど、吉田と山口はそのなかでも特筆すべき活躍でした。

さて、昨日はなでしこがブラジルを破って4強入りを果たしたわけですが、ブラジルの監督さんやアメリカの監督さんが日本のサッカーや則夫さんを批判していましたね。
ここまで世界から称賛ばかりうけていたなでしこですが、引き分け狙いの南アフリカ戦だとか、徐々にネガティブなニュースが流れ始めてます。これも王者の使命?なんでしょうか。
たしかに世界チャンピオンなのに引き分け狙いて…っていうのもわからなくはないですが、それも作戦の内だし、特にリーグ戦じゃなくて一発勝負のトーナメントなんだからいいんじゃね?って思いますけどね。
それだけ注目されてるってことで、全然流してしまっていいと思います。

それから、腹が立ったのはブラジルの監督ね。
どんだけ日本を批判したところで、あんたのチームはそこに負けたんだってことを意識してほしいし、ボール一個しかないのに、相手が攻め続けてる状態でこっちも攻めるなんてことは不可能なわけでしょうよ。
“守備的な”チームが2得点、“攻撃的”なチームが無得点って、そのことの方が圧倒的に問題だろうと。
ブラジルはフィジカルと身長差任せの強引な攻めで、連動と緻密な崩しに欠けてました。守る側としては、体力的な難しさはあるけどそれほど守りにくい相手ではなかったはずです。
確かにフィジカルでゴリ押しされたらどうしようもない部分はあるので守備に帰らざるを得ませんでしたが、それでも決して日本が攻撃を捨てて守備をしていたとは思えません。中盤のつなぎでミスが出たことや、ブラジルの攻めが抜群の個人技頼みで縦に速かったために、どうしても引き気味になってしまいした。けれどもそれは、そうしなければ失点のリスクが爆発的に跳ね上がるからであり、守備的な戦い方を自ら選択したわけではありません。
ブラジルの敗因は「攻めてるつもりになっていた」ことのように感じますね。
合理的な攻めはほとんどなくて、ドリブルで単騎がけするか、長身FWめがけて放り込むくらいなもんでした。
それではさすがに勝てませんよ、世界チャンピオンには。

優勝候補と呼べないとか言ってますけど、苦しい試合でも2点決めて勝ちきるようなチームを、僕は真の優勝候補と呼ぶのではないかなと思いますね。

負け犬の遠吠えでございます。

ですが、男子も女子も、次の相手は強敵です。
勝って兜の緒を締めよということで、もう一度修正して、日本中を沸かせてほしいですね!
  1. 2012/08/05(日) 01:05:08|
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グラスゴーの?

奇跡だなんて、失礼な。

オリンピック日本代表は下馬評を覆し、初戦を白星で飾りました。
スペインは名前ばかりが先行していましたが、チームとしての出来は今ひとつだったように思います。


この試合はなんと言っても永井から始まる前線の守備。これが中盤の押し上げにつながり、試合を通して決定機を作らせませんでした。
また、永井のスピードはスペイン守備陣、とりわけ両サイドバックにとって大きな懸念材料となりました。スペインの左サイドバック、ジョルディ・アルバは今夏にバルセロナへの移籍が決まった注目株で、僕自身も二年前から個人的に注視していた選手ですが、この試合での存在感はほぼ皆無。上げられたハードルを飛び越えられませんでした。


日本の得点シーンでは、扇原のキックも抜群でしたし、大津の入り込みも良かったのですが、最も仕事をしたのはニアで潰れた吉田でしょう。
彼が相手DFを三人も引きつけなければ絶対に生まれなかったゴールであると言えます。


清武、永井は守備面での貢献は素晴らしかったのですが、決定力が無さすぎる…。走り疲れたのはわかるのですが、いくらなんでも外しすぎだろうと。

東のシュートもかなり良かったですが、デ・ヘアはやはり格が違いますね、この年代では。


結果を大きく左右したのは、思ったよりスペインが縦パスを入れられなかったこと、それから退場者がでたことにあると思います。それでも攻めに転じたスペインの哲学は見事ですが、リスクマネジメントがお粗末すぎましたし、何よりセンターバックは低い位置でとられすぎです。あれでは、モロッコにも苦戦するんじゃないでしょうかね。。


スペインはムニアインの不在もかなり大きかったと思います。彼がいるのといないのとでは、サイドの攻防で大きく差がでるでしょうし。


日本の守備、特に山口と扇原の2人はバイタルを埋め、前を向かせない基本を徹底していて、安定感をもたらしていました。そのせいか、スペインの攻撃はサイドに偏りを見せ、身長で分がある日本に対して、センタリングを上げるシーンが増えました。
吉田を筆頭にそれを跳ね返し続けた日本。マタが中央に陣取ってからはかなりいやらしいボールが多くなり、若干押し込まれる時間もありましたが、どれもロングレンジのパスが多く、スペインらしからぬ攻めであったのは疑問でしたね。
中央を割って入るあのスペインはほとんど鳴りを潜め、手詰まり感のある攻撃に終始。守っては永井に決定機を作られまくる始末。こんなの、むしろ一点で済んだことの方が奇跡でしょ。

スペインに勝てるなら物怖じすることはないです!


これは奇跡なんかじゃない、紛れもなく、選手の頑張りと監督の戦術がもたらした、「グラスゴーの必然」ではないでしょうか。
  1. 2012/07/27(金) 21:53:03|
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オーストラリア vs 日本

オーストラリア 1 - 1 日本


驚き呆れる、なんとも拍子抜けの試合だった。試合開始から後半途中までは、アジアの両雄の激突にふさわしい白熱した試合展開。オーストラリアがロングボールで一気に攻めたてれば、日本はじっくりボールをキープして隙を突く。中立の目線で観ていても面白いと感じられる試合だったのではないだろうか。
しかし、後半10分、試合は思わぬ形で動く。前半早々ブレッシャーノと交代したミリガンが、内田へのファールで二枚目の警告を受け退場。選手同士の接触ではあったが、いささか厳しい判定のようにも感じた。この辺りから、中東の審判特有のきな臭さが漂い始める。思いがけず数的優位を得た日本は、本田や香川を中心に攻めたてるも、なかなかいい体勢でシュートすることができない。パスは回しながら点が取れない、もやもやする展開を打ち破ったのは、絶好調・本田圭祐の仕掛けだった。20分、ショートコーナーの折り返しを受けた本田は、中央へのパスと見せかけゴールライン沿いに突破を開始。虚を突かれたDFは、ペナルティエリアに入った本田に足を出せない。本田の右足から放たれたパスは、DFの股を抜け栗原へ。それを栗原が流し込み、日本が待望の先制点を奪った。
 日本の歓喜に水を差したのは、アジアカップ以来の不可解なジャッジだった。オーストラリアのCKを日本が弾き返すと同時に笛が鳴り、オーストラリアにPKが与えられた。スローで観ると内田が相手を抱え込んでいるが、相手もまったく意に介しておらず、笛の意味すら理解していないようだった。このPKをあっさり決められ、試合は振り出しに。
 試合はロングボール一辺倒のオーストラリアに終始押されっぱなしの展開のまま、ギャグのような笛で幕切れを迎える。ロスタイム3分、オーストラリアのペナルティエリアやや右で、本田がFKを得る。この試合のラストチャンス。日本の期待を背負った4番は、壁に入った味方に指示を送る。
 するといきなり、審判は笛を吹きだした。しかも長く、何度も。
彼はルールを知らないのだろうか?ファールをしたオーストラリアに、いい結果になってしまったではないか。これではファールの意味がまったくない。完全に、試合に呑まれていた。
両チームはお互いの持ち味をだし、特に両4番は素晴らしかった。だが、そんな素晴らしい試合は、残念なジャッジによって台無しになった。もし後半、ミリガンを諭すだけで済ませていれば。もし栗原退場の前に、ルール通りオフサイドをとっていれば、こんな竜頭蛇尾な展開にはならずに済んだはずだ。
 僕は「予選の難しさ」とか、「厳しいアジア予選」という表現が嫌いだった。本戦ではもっと強い相手が待っているからだ。
しかし今、その本当の意味を理解することができる。
予選の難しさは、相手によってもたらされるものではないのだ。

<日本のサイド攻撃を封じたオーストラリア>
開始直後からサイドバックに圧力をかけてきたように、オーストラリアは日本のSBを上がらせないようにするため、SBのうらやDFラインの裏めがけてボールを放り込んできた。この狙いは効果を発揮し、日本は終始ロングボールへの対応に苦慮することになる。DFラインとFWの距離が開いた日本は、奪われてもすぐ奪い返す本来の中盤でのプレスが機能せず、後手に回るシーンが多くなった。
急造のDFラインだったのもあるが、もっとラインを押し上げたかった。そうしなければ日本のやりたいことはできないのだ。コンパクトに布陣を保って相手を押し込むサッカーは、DFラインの裏をいかにケアするかが大きなカギとなる。今回はそのカギを失くしてしまった。これではいつものような小気味よいパスワークで崩すことは難しい。加えてピッチの状況も、空中戦の得意なオーストラリアのためにあるようなできだった。

アウェーでの戦いの重要性が骨身にしみる結果となった。
親善試合でも、やはりアウェーでの試合をもっと組むべきではないだろうか。
  1. 2012/06/12(火) 21:51:11|
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日本 vs ヨルダン

日本 6 - 0 ヨルダン

<狙い通りの勝利>
オマーン戦以上の圧勝。退場者が出たとはいえ、“2戦目のジンクス”は杞憂に終わった。
日本にスタメンの変更はなく、初戦と同じメンバーを選択した。
キックオフと同時に、本田と香川が仕掛ける。前線の選手はポジションチェンジを繰り返し、ポゼッションを高めて相手を自陣に押し込めた。ボールを支配した日本は、難敵相手に18分・21分と立て続けに得点する。特に2点目、本田のゴールは教科書通りの動きだしによる、お手本のようなゴールだった。一度ラインを上げた相手DF陣に対し、GKとのスペースを狙う動き出し。さらに、DFとDFの間を斜めに走ることにより、2選手のゾーンを切り裂くダイアゴナルランニング。斜め走りはマークの受け渡しを混乱させ、DFは相手に付いていきづらくなる。ラインを上げたタイミングでこれをやられると、DFは完全に後手に回るためにファールになりやすくなってしまう。
完璧な形で2点目を奪い、その直後には14番が二枚目のイエローで退場。もともと試合を支配していて退場者まで出れば、もはや焦る必要はない。日本はゆっくりとポゼッションを高めてさらに畳み掛ける。DFラインが全く整わないヨルダンに対し、再三再四裏を狙い続けた日本。岡崎のシュートのこぼれ球を本田が押し込み、さらにはロングカウンターの流れで香川が最終予選初ゴールをあげ、相手の攻撃はシュート0に抑え込むという理想的な展開で前半を折り返す。気が緩んだのか後半の立ち上がりから5分間、日本は主導権を握れず、前半とは打って変わってヨルダンが勢いを増す。あれだけ抑え込んでいたヨルダンに立て続けにシュートを許してしまった。しかし、日本はそれを落ち着いて受け、7分には前田が獲得したPKを本田が沈め、ハットトリックを達成。その後も危なげなくボールを支配した日本は、負傷した吉田と代わって入った栗原にも得点が生まれ、終わってみれば6-0の大勝。日本の戦術が完璧に機能し、最高の結果を手に入れた。

<攻撃のための守備>
日本の主な攻撃は、サイド、特に左サイドから生まれることが多い。香川が一度ボランチの辺りまで引いてボールを受けると、香川が動いて空いたスペースに長友が走りこむ。それと同時に本田か前田が左サイドに寄って、香川から受けたボールを左サイドに流す。左サイドでパス交換を繰り返すことで相手を左サイドに集中させている間に、右サイドは駆け引きしながら中央のいい位置に入ってくる。こうすることで、フリーな状態を作りやすくするのだ。また、裏を積極的に狙っていたのは、相手のDFラインを上げさせないようにする意味もある。ラインが下がると攻撃陣と距離が開き攻撃は単発になるため、日本は守りやすくなるのだ。加えて守備時のリアクションを早くすることで、カウンターの危険を未然に防ぐ。岡崎は得点こそなかったが、守備への意識は特に高く、貢献度は大きかったように思う。
しかし、納得できないのはCBの対応だ。前を向かせないのはDFとして当然だが、どうも突っ込みすぎるきらいがある。これは吉田を除いて3人のCBに共通する部分でもある。
特に今野は、判断ミスも相まってあまり印象がよろしくない。いいプレーもするのだが、DFはそれを維持しなければ危険だ。

とはいえ、近年まれにみる快勝。次のオーストラリア戦に向けて、大きな弾みとなる一勝になった。
  1. 2012/06/09(土) 12:16:23|
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ブレンダン・ロジャース

キング・ケニーを解任したレッズ、後任にはスウォンジーを率いて魅力的なフットボールを展開したブレンダン・ロジャースが就任しました。

昨年のビラス・ボアスと違って、今回はプレミアでの実績も証明済み。結果でいえばタイトルはないですが、昇格組とは思えない活躍ぶりは、ある意味結果を出したといっても過言ではないと思います。というか昇格組は残留が最低ラインでしょうから、そこから考えれば十分の結果を残したといえるでしょう。

しかし、中堅を率いUEFAカップで準優勝したことからリバプールの監督になったものの、プレッシャーに負けて解任の憂き目にあった現イングランド代表監督の例もありますから、監督の人事というやつはなかなか判断が難しい部分があります。
実際、リバプールは最近でこそリーグでの主導権を失っていますが、それでもまだまだユナイテッドとならんでイングランドを代表するクラブチームですから、プレッシャーは残留が目標のチームとはケタが違うでしょう。

でも、プレミアファンでリバプール以外のファンの方からしたら、この監督を選んだというのは考え得る中で最も恐ろしい選択だと思います。そもそもあのメンツで4位以内に入れないのはおかしいですし、その原因は十中八九監督にありましたからね。

というわけで、僕としては来季のリバプール、結構脅威だと思います。
あのメンツに強力な戦術ですからね。下手したらスウォンジー豪華版みたいになって、プレミアを席巻するかもしれませんよ。笑

アーセナルはそんなリバポに「美しいフットボール」のお株を奪われないようにしてほしいですね。
ポドルスキ、早く見たいなぁ。
  1. 2012/06/07(木) 21:44:56|
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